世界観について
では、われわれは世界観をどのように捉えたらよいのだろうか。
まず、宇宙論について。現在ではわれわれの大部分が「月は地球の周りを回っている。そして、地球は太陽の周りを回っている。さらに銀河系も円周運動を行っている…」というように考えている。これは地動説であるが、中世ヨーロッパでは天動説が自明であり、これにはむかうものは神の摂理に反逆するものとして処刑された。
これに対してケプラーやコペルニクスは地動説を唱えた。このような状況で自分の説を主張するのは非常に困難なことである。知を愛するもの=哲学者は、自分の利益すなわち富や権力のために追求するのではない。真理を追い求めることを愛しているのだ。
われわれの世界には自分たち一人では調べきることのできない情報であふれている。